撮影コンセプトがナチュラルデニムスタイル。
ブランドコンセプトや、ブランドの名前等フレンチを意識した作りでした。
この時にヘアーで難しいのが、
どういうナチュラルかを見極めることがあります。
ドライにホントに自然なのか。
外人のしっとりしたナチュラル風スタイリングなのか。
どのくらい作りこむのか、どのジャンルに落とすのか。
今回は、秋冬なので少ししっとりさせながら
でもちょっとドライでセットしてないけどナチュラルに見える
下記の写真のような動きのあるカジュアルにも動くヘアーを選択しませんでした。
なぜ選択しなかったのか。
多分きっとこのように作ってもはまったのかもしれないと思います。
ここで難しいのがデニムスタイルのブランドであること。
デニムは非常に難しく、ELLEのようなわかりやすい綺麗にモードならば
このヘアーでも問題なくバッチリはまったと思います。
ですが、今回はデニム。
大きくはカジュアルにかわいく見える。
そのカジュアルさを少し消す選択をしました。
ちょっともさっとした癖を生かしたボブのスタイリングを。
基本的にはモデル本人の癖生かしです。アイロンは使っていません。
使うと綺麗になりすぎるので使わなかった感じですね。
トップにボリュームを持ってこないナチュラルを作ったのも
写真としての見え方よりも、Movieを少し意識した
日常に近いボリューム感で仕上げています。
少し外すことを意識したヘアーを選択したスタイリングベースの考え方で仕上げています。
モデルさんが結構な髪の癖があり根元だけ綺麗にブローしています。
その際、少ししっとりするけれどドライに見えるラインのベースを使いました。
TIGI Bead head スーパースター
http://www.cosme.net/product/product_id/2889781/top
これだけではドライになりすぎるので
on setでライティングと合わせながらグロススプレーをを使っています。
ヘンケル シュワルツコフ シルエット グロススプレー 295ml
全体の見え方で使ったもの
つけた順番に記載します。
アベンヌウォーター 300ML(水の代わりちょっと硬く仕上がる)
ロレアルのヘアクリーム(単純にぱさつきと髪の表面を押さえる)
https://www.amazon.co.uk/Professionnel-Tecni-Art-Supreme-Nutri-Smoothing-Mixed-Texture/dp/B00188EIB0
カルドール エアメイクパウダー 145g(クリームで艶が出すぎた所をマットパウダーワックスで質感を作る)
ここまでで作れなかった質感をライティングを見ながら
ORIBE ドライ・テクスチャライジング・スプレーで最後の質感を調節。
フィニッシングにスパイキーのハードスプレーでディテールを少し調節。
ベースのTIGIだけだと固く仕上がるので、その硬さをアベンヌと、クリームでバランスを取って、最後の質感をカルドールとオリベで作った。とういう感じですね。
参考にならない製品がいくつか有りますが、
このような感じでつくり、後はライトと、カメラワーク、モデルの動きのバランス、メイクの質感と合わせて、ヘアも調整ですね。
いじょうでした。
ご参考になりましたらm(__)m
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